旅行に行ったら熱が出た…
7月のはじめに友人らと旅行に行ったんですが…
熱が出ましてね、一緒に行った友人らにはひたすら申し訳なくて
そしてそれが入院にまで発展してしまったので、自分のための記録残しです。
早朝出発で旅行へ
友人らと4人で関西へ旅行に行く計画がありまして、
どこで何をしようとか、何を食べようとか予定を組んで
朝6時代の新幹線で新大阪へ向かいました。
この週は少し疲れがたまっていたのかな。
それでも寝坊することなく、朝食用に駅弁を選んで新幹線もウキウキです。
朝10時には関西での最初の目的地に到着。
朝から暑くて、めっちゃ汗かいてましたね。
疲労と気温差のせい?
熱中症の警戒もあるせいか、外はめちゃくちゃ暑いものの
室内に入ると冷房ガンガンで身体が冷える…
で、あまり水分をちゃんと取れていなかったのかな?
初日の夜遅い時間に嘔吐とおそらく発熱…(旅先だったので測ってない)
翌日の予定もあるし、不安ではあったものの…
せっかくの旅行で同行者に迷惑かけたくないなっていうのもあったり
自分の発熱が何によるものなのか分からなくて、翌日には熱が下がっていることを
祈りつつ眠りました…。
二日目は…
朝、なかなか起きられなかったものの、それほど体調がひどくもなくて
熱も体感ない。
まぁ、大丈夫かな?と…思っていましたが…
また午前中から暑いところと冷房ガンガンな気温差にやられたのか
昼頃からどんどん不調になっていくのを感じる…
帰りの新幹線はずっと寝て過ごしていました。
夜、自宅に帰宅してから熱を測ったら38度超えで、
とりあえず就寝して翌日様子を見ようかなって。
「熱中症」
旅行明けの平日ですが、朝から熱が下がらず…
心配した家族にタクシーを呼ばれて付き添ってもらって病院へ。
鼻水とか咳といった症状がなく、熱だけ出ていたので
医師の診断としては「熱中症」でした。
解熱用の薬を処方されて帰宅して、おとなしく冷房の効いた涼しい部屋で
寝込んで過ごす…
が、数日経過しても、解熱剤を飲むと下がるけど
時間経過で薬が切れるとまた熱が出るの繰り返し…
回復している気がしない。
まったくしない。
どうすんだこれ 状態。
良くならないし、別の病院に行こう
となって、まずは先日行った病院へ再訪して「紹介状」を書いてもらいました。
ずっと38度~39度の熱が出ていたので、インフルエンザとかコロナの検査もして(どちらも陰性)
ちょうど?昨年入院していた病院が大きくて検査のための設備も整っているし
「熱中症」のひどいのだとして、点滴でも打ってもらって1~2日様子見たらいいんじゃないか
という安易な考えで行ってみたら…
血液検査と入院…
食欲なくて主にゼリー飲料しか接種していなかったのもあったし
身体が弱っていたので点滴入れてもらって
血液検査も実施…してみたら…
炎症度 っていうのの数値が高くて、即入院の指示。
自分の中では「熱中症のひどいのなのかな?」くらいの気持ちだったので
1日~2日の入院の可能性も考えていたので、軽い気持ちで入院です。
そんなひどい状態とは思ってなかったんですけどね。
でも熱下がらないし、家で寝てても良くなる気配なかったから
入院させてもらえるなら入院した方がいいよね という認識でした。
血中に菌があります
炎症度の数値が高かったので、追加で採血して更にCTも。
血液検査の結果、血中に菌があります と。
ちなみに、どこから菌が入ったのかは不明…
こんなことはなかったか と医師からいくつか質問をされましたが
特に思い当たるところがなくて、退院した今も不明です。
で、ここから抗生剤の点滴投与がスタート。
菌うんぬんの影響かよくわからないけど、身体のあちこちが痛くて
それが辛かった…
身体が痛いのでMRI
抗生剤の点滴を10日ほど続けて、その頃には熱も出ることはなくなりました。
けども、身体が痛いのが全く治らない。
腕とか、背中とか、肩とか、痛くなる部分は日々変わっていくんだけど
寝ていて動かなくてもズキズキと痛むこともあれば、
立つ動作の時に肩から胸にかけての部分が電気が走るような痛みがあったり
トイレに行ったりとかで移動しても身体痛くて手が震えてうまく動けなかったり
痛くて座った状態でいられないから食事をとる気にもならなかったり…
食事のタイミングに合わせて痛み止めを飲んでおくように自分で調整したりしていました。
血中の菌については、2週間ほどの抗生剤投与で退院という流れのようで
医師からは退院の話が出てくるんですが
とてもじゃないけど日常生活に支障をきたすほどに身体が痛い。
こんなんじゃ動けないよ?というのを医師に訴えたところ
「菌とかでなく頚椎のヘルニアによるものじゃないか」と言われまして
そんなに言うならMRIの検査受けてみますか?って…
いや、痛くて辛いし原因探してよ!ってちょっとイラっとしつつ、MRI検査お願いしましたよ。
化膿性脊椎炎
最初、主治医はMRIの検査結果を受けても「頚椎ヘルニアの影響」という話で
確かに頚椎にヘルニアがあって、昨年入院した時にもMRIを撮ってて、
手とかに影響が出てなかったので、下手にいじらずそのままにしていたんですが
そこが進行したんじゃないかって話になっていました。
が…
その後、画像診断?の結果、脊椎に炎症があって、膿瘍も見られます と。
「化膿性脊椎炎」という診断結果を持って主治医再登場。
私が痛い痛い言ってMRI撮ってもらったけど、危うくそのまま退院させられることでしたよ。
あぁこわい。
抗生剤の投与を6週間継続して治療とのことで、退院の話はすっとびました。
まぁ、痛いのに追い出されても私困りますしね。
ちなみにこの抗生剤投与の6週間は入院して抗生剤投与の始まったところから
計算するそうです。
私、血管が細いんです…
1日に午前・午後・深夜の3回点滴で抗生剤投与していたんですが
私は元々血管が細くて見えなくて、ルート取りって言うみたいなんですけど
全然入らないんですよね。
(太っているから?とも思ってしまうところですが…)
看護師さん3人入れ替わってチャレンジしても入らなくて
医師がエコー持って来て血管の位置とか太さ確認したりね。
・・・それでも失敗したりね。
内服薬で抗生剤治療という方法もあるものの、点滴の方が効果がある
とも言われていたりするようで、点滴で6週間の入院のつもりだったんですが
ちょうど土日を挟むタイミング(主治医がおらず当番医のみ)で
点滴ルート取りが出来なくて、ひとまず内服薬治療に切り替わりました。
通常の点滴だと感染症予防のため数日ごとに
点滴を入れるルートを変更する必要があるようなのですが
血管が細いせいかまず点滴を入れられる場所が見つからなったり
点滴が漏れて腫れたりもして点滴入れられる場所を探すのも一苦労?
点滴ルート取りチャレンジのたびに失敗されて腕の内出血が増えていくし…
ということで、主治医と相談してPICCという長期で点滴する人向けの、
腕に点滴ルートを取るんだけどそこからカテーテルを入れて心臓の近くに薬剤を入れて
身体全体に薬剤が回りやすいようにするのを入れましょう
という話になりました。
PICC
設置?するのは上腕で、そこからカテーテルを入れていくという話で
どうやるのか不安でしたが、特に特別な場所でやるとかでなく病室の自分のいるベッドで出来る
という話でした。
さてどうやるんだろうか…
と待っていたら、エコーの機械と必要な道具を用意して主治医登場。
先にエコーで狙う血管を決めて、どこから入れていくか決めて、
まずは皮下麻酔。
主治医いわく、これが一番痛い。あとは麻酔が効いてるから押されるくらいの感覚。
って話。だったんですが…
針を刺す角度を変えたり、針を刺す位置を変えたりして数回刺されて
そこが無理 となって、また別の血管探してまたそっちでも刺す位置を変えたりして
数回刺されて…
最終的に針を奥に刺したタイミングで指に痺れが走ること数回。
(太い血管の近くだったため、神経に影響したんだろうとのこと)
で、結論として内出血が増えてPICCを入れるのは失敗に終わりました…。
点滴無理→内服薬 の流れで退院
点滴で抗生剤投与していくのは難しそう(私ももう痛いのイヤ)ということで
数日前から内服薬で抗生剤治療になっていたので、とりあずそれを継続することになりました。
次の血液検査の結果を見て、効果があまり見られなければまた改めて点滴も…
という話でしたが、とりあえず安定した効果はあるようだったので、
そのまま内服薬でいきましょう となりました。
と、ともに…
点滴を入れるわけでなければ、退院しても大丈夫という話になりまして
だったら退院したい!と強く希望してその翌日に退院しました。
6週間の抗生剤投与期間中は「安静に。なるべくなら動かない方がいい。」と医師に確認したので
退院したとて通常生活に戻れるわけではありませんでしたが
それでも病院にいても何も出来なかったので、退院してやっと少し生活が落ち着きました。
今後
退院はしましたが、今はまだ安静にということで
基本的には出歩かずに家に引きこもっています。
ただ退院して自宅に帰ってくるのに、約1カ月ぶりに外を歩いて
階段やら坂道からと歩いて、当然のことながら足の筋肉落ちてて
足が上がらない…
昨年胸椎のヘルニアで入院していた時は胴体にコルセットをつけてはいたものの
結構リハビリで歩いたりしていたんですが、
今回は元々立つのも歩くのも身体が痛い…という状態だったのもあって
あまりちゃんとリハビリしていなかったので、
病院内を歩くのは問題なく歩けていたものの、外を歩くのはなかなか大変でしたし
家に引きこもっていると病院にいた時よりも更に歩かなくなるので
ちょっと自発的なリハビリも必要だな と思っているところです。
とりあえず、6習慣の抗生剤投与期間満了のタイミングで病院受診の予定があるので
今はそこに向けて大人しく過ごしています。
私は膿瘍があったので、神経を圧迫している場合は手術が必要となりそうです。
今もまだ身体が痛いので、その可能性があるのかな?とちょっと不安に思ってもいます。
どちらにしても、炎症がおさまらないと手術は出来ないということなので
今度の受診時に血液検査で炎症度の数値を確認して、その先に進むのかな?と。
昨年手術を受けた胸椎のヘルニアで、背骨の感覚が狭くなりすぎないように
スクリューで一部固定をされているんですけども、
そこが炎症してしまうと、せっかく入れたスクリューを外さないといけなくなるようです。
ちなみに、化膿性脊椎炎の予防としては自分の免疫力の低下とかが関係してくるようなので
疲れがたまってた中での睡眠不足がありながら屋外と室内の温度差で菌への抵抗力が低下して
こうなったのかな?と思っています。
ってことで、抵抗力を上げるためにもストレスと睡眠不足のないように気を付けて
生活していくことで予防になるのかな~と思っているところです。
ほんとに、健康って大事です。切実に。
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